私達の技術開発品DEVELOPMENT PRODUCT

入口は些細なことから…

  • 発泡品の断面を硬化させたいんだけど…
  • 処理した製品を特殊なラミネートがしたい
  • コスト的に量産体制をしたい
  • 最終パッケージ迄梱包したいんだけど
  • ラミネートした商品を厳しい寸法精度で型抜きできる

ONE STOP SOLUTION

このような些細な疑問から最終製品までをワンストップでできるのが開発者の理想ではありませんか?
原則場内加工を行いますが、できない場合、例えば巨大な成型やオンデマンド印刷などといった場合は近隣・近県での加工の取りまとめまですべて当社で行います。ワンストップで行う事による開発メリットはもちろん、量産化したときのデリバリー負担の解消等、メリットがたくさんあります。

開発事例

  • ケース1
    コートボール紙に印刷を行い、中心部に特殊な発泡体を入れ30μのフィルムをラミネート。各素材に適合した接着方法を行い、テープなどはOEM品の生産依頼。最終外周のプレス加工も0.1㎜単位の公差管理を行う。
    • 発泡体の加工依頼からスタート
    • 薄いフィルムをラミネートする為に、ロールやテンションの考察
    • 帯電するためにごみを巻き上げない工夫や二次加工での異物混入の管理
  • ケース2
    材料の厚みを厳しい公差で対応したいとの要望。通常では±0.5㎜以下で管理が不可能な発泡素材の厚み制度を維持するために、加工方法を開発。単純に削る等の従来ある設備ではなく、特殊な設備設計を行い量産化へ。
    • 多業種からの要望により開発スタート
    • 均一な厚みを出す為、材料の固定方法を考察
    • 安定した加工技術が確立されるまで検査を継続
  • ケース3
    植毛された不織布を、用途に適応した糊にて接着、同類品では糊の色味が黄色で美称性に欠けたが、弊社品は透明・無色にて美称性の向上。スポンジはその他の機能を持たせるため、セルの荒いものを複数提案、耐候性が強い事を軸に素材の決定を行う。
    • 他社では糊の色の指定が不可能だった
    • 協力企業の情報力と同等素材の仕入れからをワンストップで行う
    • 無色な糊へ変更した為、塗布量を多くしても目立たず接着強度の向上
  • ケース4
    PET板に印刷を行い、指定された位置に糊を貼り付ける。公差がある為に、奇麗に貼れる冶具を考察。糊を貼り付けた上には保護用のフィルムをラミネートし、最後に外周を裁断。
    • 糊を貼り合わせる加工開発からスタート
    • 印刷できる会社が少なく、特殊な印刷へのサポートを行う
    • 貼り付ける圧力や気温等の条件を記録と共に調査を行い平準化

特殊技術

テープを貼る技術

発泡シートやフィルム・樹脂シートなどから異素材へテープを貼り付け、手作業での部分貼り付けは勿論、汎用・専用設備を作成して、お客様の作業効率化を目的としています。

主な事例
  • 異形状の素材、特に腰がない素材にテープを貼り付けるにはテンションの調整がポイント。

  • 腰の内柔らかい素材同士の加工は、手作業がメインとなる為、内職等の手によって作り上げます。受入検査体制による品質基準の統一を設定しています。

  • 複数の素材を貼り合わせる場合は、専用機の作成を行います。貼り合わせた素材をベースに組み立て作業なども行います。

  • 量をこなす場合単純な形状であるほど精度は高まります。手で貼れる程度の数量でも当社は汎用機で加工しコストダウンが可能です。

巻き取る技術

素材の歩留まりをよくするために巻き取り必要な長さへ再加工。ただし、テープを貼る、切込みを入れるなど一般の巻き取りやスリットする事とは異なる加工を行えます。

主な事例
  • 様々な仕様のテープをご指定の長さへ巻き直したり、巻きなおした後にスリットをすることが可能です。

  • 発泡体は原反のまま巻き直し、効率よく断裁や巾をスリットしながら指定の長さへと加工を行います。

  • テープに離形紙を貼り付けながら巻き取り、指定の長さへ断裁し現場へ必要の長さだけを届ける事が可能です。

  • テープを飛び出して貼り合わせたり、フィルムを織り込みながら巻き取る事により使用する際、貼り合わせ時間の短縮となります。

成型する技術

原料を流し込み、加圧などをかける事により形を作り、用途に適した成型技術をお見せします。広く知られた金型加工からマニアックな加工方法まで発泡体であればすべてを取り扱いしております。

主な事例
  • ビーズの発泡流を金型に流し込み成型を行います、広く知られた方法ですがPSからPE・PPまで用途に合わせたご提案を行います。

  • ポリエチレンのブロックを熱をかける事により異形状へ成型し、表面に模様をつけたり美称性と強度を兼ねそろえた成型が可能です。

  • バッチ発泡方式により二つの異なる形状や色の物を成型し、量産化する製品の接着コストの低減を行います。

  • 主にポリエチレン樹脂を難燃質にし、口金を使って異形に押し出していきます。長尺の形状を行える唯一の製法です。

特殊設備の設計力

開発した商品を量産するための専用設備や専用冶具の設計力。経験値とノウハウと協力業者を含め、費用対効果のある設備作成を行います。

主な事例
  • エアー駆動で材料を送り込み、素材と素材をねじ止めを半自動化する機械。

  • 柔らかいシール材を貼り合わせる為テンション調整と蛇行の防止、紙管レス、作業性などの問題点を低コストで解決。

  • 硬い物と段差があるもの等をラミネートするために2段ロールを構え、段差に対して均一に圧力をかけラミネートすることが可能。

  • 従来刃物と素材の相性により断裁の可否が決まるが、鋼材以外の軟質系の物であれば指定ピッチで断裁が行える設備。