発泡スチロールとは
発泡スチロールは1950年にドイツで開発され、日本では1959年より国産化されました。当初はコルクの代替品として冷凍・冷蔵用として使われていましたが、発泡スチロールの持つ優れた特性を活かし、生鮮食品の輸送箱や家電やOA機器の緩衝材・住宅建材など私たちの生活の身近なところで使われるようになりました。
発泡スチロールは、白くて軽いのが特徴で、石油からつくられたポリスチレン(PS)を小さな粒状にした原料ビーズを約50倍に発泡させてつくられるため、製品体積のほとんどが空気で、原料はわずか数%の省資源な素材です。
さらに、発泡スチロールの持つ特性が、CO2削減やリサイクルなどの環境問題に対しても『低炭素社会』『循環型社会』を両立させる「持続的発展が可能な社会』の実現へも貢献しています。